芸術の宝船。
2011/7/20
暑中お見舞い申し上げます。
今年はことに暑さが身にしみます。
9月に個展を控える身としては、厳しいのは暑さだけではないのですが…。
さて、その個展は9月21日(水)〜27日(火)日本橋三越本店6Fの美術画廊にて開催予定です。その件は、また後日お話しするとして、本日は、その会期中(9/23・金)に企画したイベントの紹介をさせていただきます。
題して「芸術の宝船」。
サブタイトルは、室瀬蒔絵がつなぐ西と東、としました。

実は、これまでの私の制作の中に、「音楽」に関する作品が少なからずあります。例えば、琉球楽器の復元、ハープ、見台…。それぞれの場面で、和楽器、洋楽器と出会っていたものの、ジャンルが異なることから、私の作歴の中では点でしか存在しませんでした。
しかし「工芸」も「音楽」も同じ「芸術」。そこでそれらの垣根を乗り越えて、私の作品、漆でつながる公演ができないだろうかと考えました。
この私の想いは私の蒔絵したハープを所持する吉野直子さん、見台を所持する豊竹呂勢大夫さんに伝わり、さらには人間国宝・鶴澤清治師匠にもご協力いただけることとなり、「芸術の宝船」公演へとつながることとなりました。
本公演により、工芸と音楽がつながるのはもちろん、美術と芸能がつながり、西洋と東洋がつながり、さまざまなものがつながりそうです。
義太夫、ハープの各演奏はもちろん、ハープと三味線のコラボレーションも予定しています。出演者のトークショーもあります。それにしても初めての試みなので、何が起こるかわかりません。ぜひ、その目で確かめにご来場下さい。
ちなみに、なぜちらしの背景がシマシマなのかは…当日までヒミツです。
チケットの前売りは、三越劇場にて8月1日(月)開始です。
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/theater/
「芸術の宝船」室瀬蒔絵がつなぐ西と東
日時:平成23年9月23日(金・祝日)
12:30開演/16:00開演 2回公演(内容は同じです)
会場:三越劇場(東京・日本橋三越本店本館6F)
料金:8000円(税込・全席指定)
出演:室瀬和美(人間国宝・司会進行)
檀ふみ(女優・司会進行)
鶴澤清治(人間国宝・文楽三味線)
豊竹呂勢大夫(文楽太夫)
清元志寿朗(清元)
吉野直子(ハープ奏者)
プログラム:
清元「青海波」 清元志寿朗社中
義太夫「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」酒屋の段より
義太夫:豊竹呂勢大夫/三味線:鶴澤清治
〈中入り〉出演者によるトークショー
ハープ演奏 吉野直子
シチリアーナ 〜リュートのための古風な舞曲とアリアより〜
鬼火
ハープのためのソナタ
愛の夢(第3番)
アンプロンプチュ・カプリース[奇想的即興曲]
コラボレーション「ひとり花」
三味線:鶴澤清治/ハープ:吉野直子

